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風邪と耳鼻咽喉科



こんばんは。
院長です。

また急に寒くなってきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか?

最近、新患で来られる患者さんで、
「風邪は耳鼻咽喉科に来た方が早く治るというから」
と言って、来られる方が増えてきました。
よく分かってらっしゃると思います。

そうかと思えば、急性中耳炎でかかっていた患者さんに、
「すっかり良くなったので、今日で耳の治療を終わりにしましょう。
また風邪でもひかれたら、気楽に来て下さいね。」と言うと、
「風邪でも耳鼻科に来ていいんですか?」
と驚かれる患者さんがいたりします。
そう驚かれることに、こちらが驚いてたりする訳ですが(^^;)

風邪というのは主に、鼻水が出たり、鼻が詰まったり、
のどが痛かったり、咳が出たり、熱が出たりする疾患の総称です。
そういう症状が出る疾患の内、インフルエンザとかRSウイルスとか
溶連菌感染症とかいった、特定の感染症を除いた、比較的症状が軽い疾患を、
総称して「風邪」と呼んでいる訳です。
そしてその症状は、鼻とのどに関するものがほとんどです。

また、一般の方ではご存じない方も多いかと思いますが、
病院のすべての科のうちで、耳、鼻、のどに関する専門的な教育、
トレーニングを受けている医師は、耳鼻咽喉科の医師だけなのです。

これは僕自身が元、外科の医師だったからよく分かります。
外科医として、首から下の臓器に関する教育、トレーニングは受けていましたが、
鼻やのどに関するトレーニングはほとんど受ける機会もなく、
たまにバイトの病院で、内科夜診や救急で鼻症状やのど痛の患者さんを診ても、
ある程度は判断出来るものの、自信を持って鼻やのどの発赤、腫れなどの
炎症を評価出来るはずもなく、どうも怪しい場合は、耳鼻咽喉科の先生を
受診するようにと指示したりしていました。
もともと専門が違うのですから、仕方のないことなのです。
僕の場合は外科でしたが、それは内科や小児科の先生であっても、
専門が首から下の臓器ということでは同じことです。

従って、ほとんどが鼻やのどの炎症である「風邪」という疾患を、
その炎症の程度、種類、病態を的確に判断して、最も有効な治療法を
選択できるのは、耳鼻咽喉科の専門医以外にはいないのです。

そういう訳で、冒頭に記したように、「風邪は耳鼻咽喉科に来た方が早く治るというから」
と言って、来られる方はよく分かってらっしゃると思いますし、
また、風邪を早く治したければ、耳鼻咽喉科を受診するべきだし、
そうしないともったいないと、客観的に見て心からそう思うのです。

当院は、風邪の症状全般に強いですが、
特に、鼻の詰まりや、咳を治すのを得意にしています。
ひどい鼻詰まりやすごい咳で来院される方を見ると可哀そうになりますし、
こういう症状で来られた方を、「バシツ!」と良くしてあげるのが得意ですw
他院、他科で鼻詰まりや咳がよくならず、数か月、数年悩んでいた方を、
1回か数回の治療でかなりよくしてあげられることが多く、
そういう時は、患者さんにも喜んでもらえますが、
僕も医者冥利に尽きるなあと思います。

風邪をひかれたなら是非、当院にいらして下さい。
咳がひどかったら、是非当院に来て下さい。
心を込めて、一生懸命に治しますから・・・

 
大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2015年冬 * 23:08 * comments(1) * - ▲page-top

マスクのすすめ5(顔面神経麻痺について)



こんにちは。
院長です。

ここ2,3週間、1月としては比較的暖かかったのですが、
また寒さが戻ってきたようです。
風邪やインフルエンザの患者さんも増えてきました。
みなさんはいかがお過ごしですか?

さて、前回、「マスクのすすめ4」で、
「冬にマスクをする利点ですが、実はあともう一つあります。
これは医学的にとても重要なことですので、
稿を改めて次回に書きます。」と書きました。

この時期になると、注意しなければいけない病気の一つに、
顔面神経麻痺があります。
これは、某お笑いタレントの巨匠の方が不幸にも事故でなってしまったので、
ご存知の方も多いのではないかと思いますが、
顔面神経が麻痺を起こして、顔面の片側の筋肉が動かなくなってしまう病気です。

タレントさんの場合は外傷性ですが、
一般には原因がはっきりしないことが多いのです。
ただ、その中の大きな原因の一つに、寒冷刺激があります。

顔面は皮膚も筋層も薄く、
そこに分岐する顔面神経は、顔面の細かい表情を作る為に、
とても細く、複雑に分岐しています。
神経は細くなるほど弱くなります。
従って、温度変化、特に寒冷刺激の影響を受けやすく、
このことが顔面神経麻痺が冬に多く発生する要因となっています。

冬に外の現場で仕事をされる方や、
工場の冷蔵庫や寒い倉庫でよく仕事をされる方は、
特に気を付けなければいけませんが、
そうでない、一般の方でも顔面神経麻痺を起こして来院されますので、
この寒い冬の時期には、顔面を寒さから守らなければいけません。

特に外にいる時、首から下は厚着をしていますが、
顔面は吹きっさらしのままです。
厳しい寒さにこれでは、
自分で自分の顔面神経を傷めつけているようなものです。

もちろん男性でも、これはいやだと思いますが、
さらに女性の場合は、せっかくいつもお顔を大事にして、
綺麗にお化粧をしていても、顔面が麻痺してしまっては、
悲しくなってしまいますよね。

冬の厳しい寒さからお顔を守ってあげましょう!
目だし帽をかぶって歩けば完璧ですが、
それでは怪しい人として通報されますし、
銀行にでも行けば、そのまま犯人として包囲されてしまいますw

だ・か・ら・・・マスクを着けましょう!
さっと、マスクを一つ着けるだけで、
完全とは言えませんが、かなりの高率で、
顔面神経麻痺を予防することが出来るのです。


これまで5回に渡って、「マスクのすすめ」として、
冬にマスクをすることの、医学的な有用性について
書いてきました。
厳しい冬の時期を、少しでも快適に過ごすための、
簡単だけど、大きな効果をもたらす方法として、
マスクの着用がいかに素晴らしいものであるか、
十分にご理解頂けたかと思います。

あと、1,2か月の厳しい寒さ、
いろいろ工夫して、
みんなで健康に乗り切っていきましょう。
それでも、少しでも体調を崩したら、
気軽に当院に相談に来てくださいね。
お役に立てるよう、頑張りますから(^^)

 
大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2015年冬 * 16:08 * comments(0) * - ▲page-top

マスクのすすめ4(保温効果について)


こんばんは。
院長です。

週末から、少し体調を崩していたので、
更新が遅れてしまいました。

さて、前回はインフルエンザで耳鼻咽喉科を受診することの利点について
書きました。
そして最後に、「感染予防以外に、
医学的に冬にマスクをする利点がほかにもあることを思い出しましたので、
次回はそのことを書こうと思います。」
と書きましたね。
皆さんも、ほかにどんな利点があるのか考えてみましたか?

みなさんは、冬にマスクをした時に、マスク一つ着けるだけで、
妙に体が温まるような気がしたことはないですか?

そうなんです。実はマスクをするだけで、体を温める効果があるんです。

これはどういうことかと言うと、
人間の体は、酸素を吸って、肺でガス交換をして、
二酸化炭素を吐き出すように出来ているのはご存じの通りですね。

マスクをしない場合は、この二酸化炭素を多く含んだ呼気は、
そのまま空気中に放出されます。
ところがマスクをした場合、呼気がそのまま放出されませんので、
顔を覆うマスク内の空気は、外気に較べて二酸化炭素濃度が高いものとなります。

従って、マスクをして呼吸していると自然に、体内、特に血液中の二酸化炭素濃度が
上がります。
血液中の二酸化炭素濃度が上がると、末梢の血管が拡張するように出来ているのです。
そうすると、体の隅々まで血液が行き渡ることとなり、
結果的に体が温まるという訳です。

例を挙げると、花王のバブをお風呂に入れると、
二酸化炭素の泡が放出されて、お湯の中の二酸化炭素濃度が上がります。
これがやはり末梢血管を拡張させて、体を温めるという訳です。

二酸化炭素の供給が、体の内部から行われるのか、外部から行われるのか、
という違いはありますが、末梢血管を拡張させることによって体を温める、
というメカニズムは同じです。

どうですか?
マスクには体を温める効果まであるんです。
たかだか一枚の紙切れなのに、マスクって、スゴイですよねw

さて、冬にマスクをする利点ですが、実はあともう一つあります。
これは医学的にとても重要なことですので、
稿を改めて次回に書きます。
楽しみにしておいて下さいね。

 
大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2015年冬 * 00:54 * comments(0) * - ▲page-top

インフルエンザは耳鼻咽喉科へ



こんばんは。
院長です。

さて今夜は、
マスクの話題は置いといて、
インフルエンザの話をしたいと思います。

というのは先日、いつもお鼻を診ているお子さんのお母さんと
話をしていた時に、インフルエンザの話題になって、
「最近大人も子供もすごくインフルエンザが流行っていて、うちでも毎日
テスト陽性の患者さんにインフルエンザのお薬を出しているんですよ。」
と言ったところ、
「えっ、耳鼻科でもインフルエンザを診てくれるんですか?」
と言われたからです。

僕はむしろ、インフルエンザを疑ったら、耳鼻咽喉科を受診した方がいいと
思っています。
なぜなら最近、他科でインフルエンザを診てもらって、
熱は下がったんだけど、2週間ぐらい咳がとまらない、
鼻水がとまらない、といった患者さんがやたらと来院されるからです。

インフルエンザで熱以外の症状がない場合はむしろ少なく、
大半は、熱以外に、鼻水が多い、咳がひどい、のどが痛いといった、
鼻やのどの炎症を伴ったケースが多いのです。
耳鼻咽喉科なら、インフルの薬を投与する以外に、
鼻やのどの炎症の具合を適正に評価し、
初めから同時にそれらの治療も開始出来ますので、
インフルで静養しながら、鼻やのどの治療も出来ます。
いろいろな症状が同時に取れて、
早く快適な生活に戻ることが出来るのです。

耳鼻科でインフルを治療する利点はほかにもあります。
インフルで受診した時に、鼻から綿棒を入れられて、
泣くほど痛かった経験のある人も多いのではないでしょうか?
鼻の奥にある粘膜から試料を採取しなければならないので、
ある程度はやむを得ないのです。
(鼻先に少し入れるだけだったら痛くはないですが、
それだと正確な診断は出来ないので、しない方がいいぐらいです。)

しかし耳鼻咽喉科であれば、鼻の構造を知り尽くしていますので、
その中でも一番痛みが少なく、しかも確実に試料を採取できる部位を
狙って、綿棒を入れることが出来ますので、
他科で受けるよりも確実に有利だという事が出来ます。

また特に当院では、数あるインフルの薬の中でも、
患者さんの症状に一番あった、よく効く薬を選んで、
しかもそれ以外の、鼻、のどの症状も確実に抑えられるような薬を、
同時に投与して行きますので、最短の期間で体調を取り戻すことが
出来ます。

インフルを疑った場合は、是非当院にお越し下さいね。
よく効く薬を用意して、お待ちしています。


PS.「マスクのすすめ」については、
一旦筆を置こうかと思ったのですが、感染予防以外に、
医学的に冬にマスクをする利点がほかにもあることを思い出しましたので、
次回はそのことを書こうと思います。
みなさんも、ほかにどんな利点があるのか、一度考えてみて下さい(^^)


 
大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2015年冬 * 01:02 * comments(0) * - ▲page-top

マスクのすすめ3(着け方、選び方)



こんばんは。
院長です。

昨夜は、マスクが風邪・インフルエンザ予防に効果的である理由について
説明しました。
今夜はマスクの着け方、選び方について説明しましょう。

まず、感染予防の為にマスクを着ける訳ですから、
マスクの隙間から空気がダダ漏れでは意味がありません。

マスクを着ける時にはまず、鼻のところにすき間が出来ないようにマスクをフィットさせてから、
マスクの下側を引っ張って、顎全体を覆うようにして、
目から下の出来るだけ顔の広い面積を覆うようにします。

よく、マスクから鼻や顎の部分が出ている人を見かけますが、
感染予防の観点から見ると、そのような着け方では何の意味もありません。

従って、マスクの選び方としては、最低限鼻の部分をフィットさせられるように、
金属や樹脂製のアジャスターが付いていなければなりません。

あとは、コンビニ、ドラッグストアに行けば、
様々の特徴を持つマスクが置いてありますので、
自分のニーズにあった、そして一番着け心地のいいものを選べばいいと思います。

ただ、気を付けて頂きたいのは、製品に使われている材質によっては、
変な匂いがしたり、マスクをしていると、逆に咳が出たり、
息苦しくなったりすることさえあります。
そのような時は自分の体質に合っていませんので、
無理をせずにほかのマスクを探しましょう。

また、耳が痛くなる場合も、炎症を起こすといけませんので、
耳かけの部分を柔らかい材質で作ってあるものに替えましょう。

女性の場合は化粧が取れないように、
そういう工夫がされた材質のものや、
立体的に作ってあるものの方がいいと思います。

まだまだあと1か月以上は厳しい寒さが続くかと思います。
自分に合った気持ちの良いマスクを選んで、
寒い冬を少しでも快適に過ごしましょう。


 
大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2015年冬 * 21:13 * comments(0) * - ▲page-top


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