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秋の花粉症について2 (・・・たった20分で分かるアレルギー検査)


こんばんは。
院長です。

秋もだいぶ深まり、少し寒さも覚える季節となりました。
大阪の都心を散歩していて、顔を掠めて流れて行く少し冷たい風に、
心地よい秋を感じてしばし目を瞑ることも多くなってきました。

当院にも相変わらず、風邪や花粉症の患者さんが来られていますが、
みなさんは如何お過ごしでしょうか。

さて、前回は、「秋の花粉症について1」として、
この時期の花粉症について書きました。
その中で、花粉症と同様に、この時期に大事なアレルギー疾患として、
ダニ、ハウスダストに対するアレルギーに関しても書きました。

ダニ、ハウスダストアレルギーは一年中あるもので、一見季節は関係ないようですが、
秋に増加するので、特に喘息を持っていらっしゃる方は注意しておかなければなりません。
しかし、秋の花粉であるヨモギ、ブタクサも、ダニと同様に秋に多くなるので、
正確な鑑別をするにはやはり、血液検査をしなければなりません。
そのために、一般的には肘の大きな静脈から採血をする必要があります。

ただ僕は、以前からこの点に疑問を持っていました。
内臓が悪くなって、仕方なく採血しなければならないならともかく、
たかだかアレルゲン(原因物質)と体の相性を調べるだけのために、
肘の大きな静脈から10cc以上も採血をする必要があるのだろうか、と。
また、女性や子供さんの中には、血管が細くて、採血自体が困難な方も多いのです。

ところが、世界にはやはり同じような疑問を持っていた医師もいたようで、
数年前、ヨーロッパで画期的なキットが開発され、日本でも市販されました。
このキットを使えば、患者さんも医師も大変な思いをして肘の静脈から採血する必要はなく、
糖尿病の患者さんが毎日血糖を測るように、
指先にプチッと小さな穴をあけて、僅か1ccにも満たない最低限の血液を採取するだけで検査できて、
しかも今までのように結果が出るまで数日もかかるようなことはなく、
たった20分で結果が出ますから、院内で少しお待ち頂ければ、
その日の内に患者さんに伝えることが出来ます。

これならば忙しい方に何回もご足労させることもありませんし、
注射や採血が苦手な方にも、痛くなく、採血も僅かなことから抵抗が少ないようです。

当院ではこのキットを採用してから既に3年になりますが、患者さんの評判もとてもよく、
難聴やのど痛などアレルギー以外で来院された方が、この検査を希望されることも多いのです。

この時期特に、風邪の患者さんも増えており、風邪やアレルギー性鼻炎、
さらにアレルギー性鼻炎の中での詳しい鑑別を希望される患者さんが増えており、
これらの鑑別にキットが大活躍しています(^^)

みなさんの中でも、なんとなくアレルギー性鼻炎かな?と思っていながら、
採血がネックとなって、アレルゲンを調べたことがない方も多いと思います。
当院ではこのように、とても簡便に調べられるキットを用意していますので、
気になっていた方は一度来院されてみてはいかがでしょうか?

今回は、当院で採用している、画期的な検査についてお話しました。
秋もますます深まり、今日は大阪で木枯らし一号が吹いたそうです。
気温がますます下がっていく中、
みなさま、お風邪など召されませんよう、どうぞご自愛ください。
ただそれでも、少しでも体調を崩されてしまわれた場合は、
当院にご来院頂ければ幸いです。


 
大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2015年秋 * 00:19 * comments(0) * - ▲page-top

秋の花粉症について1


こんばんは。
院長です。

秋です。
ジョージ ウィンストンの名曲「オータム」の似合う季節になってきました。
今年は7月の平均気温から早い秋の訪れを予想していましたが、
やはり、盆過ぎから急に気温が下がり始めました。
ここ10年以上、日本にはずっと春、秋がなく、
夏と冬を繰り返す単調な気候しかなくて、
秋が好きな僕としてはずっと寂しい思いがしていたのですが、
今年は長い秋が楽しめそうで喜んでいます。
もう少ししたら、大好きな嵐山や、
小学生時代から自分の庭のようにいつも遊びに行っていた、
箕面の山の紅葉を楽しみに行こうと思います。

先週ぐらいから朝晩急に寒くなり、
風邪の患者さんが増えてきました。
みなさんは如何お過ごしですか?

この頃になると風邪の患者さんに混じって、咳、のど痛や熱よりも、
鼻水、くしゃみ、目のかゆみを訴える患者さんも増えてきます。
そう、秋の花粉症の患者さんです。

以前は花粉症と言えば春のものという印象が強いものでした。
もちろん今でも、患者さんの多いメインの花粉症は、
春のスギやヒノキなのですが、
秋にも花粉症があることが、マスコミによってかなり知られてきました。

秋の花粉症でメインになるのは、ヨモギ、ブタクサといったキク科の雑草です。
秋になると道端でヨモギは白、ブタクサは黄色い花を、8〜10月に付けています。
症状としては鼻症状が多く、目の症状は春に比べて少ないのが特徴です。

また花粉症ではありませんが、この時期に見落とされがちなのが、
ダニを主体にする、ホコリによるアレルギーです。

ダニとかホコリは一年中あるから、一見あまり季節は関係なさそうですが、
実はダニは夏に増殖して、秋にフンや死骸の量が最大になるのです。
ですからダニやホコリにアレルギーのある方は、
むしろ秋に用心しておく必要があるのです。
特に喘息をお持ちの方は、この時期にアレルギーを悪化させないように
用心しておかないと、冬に発症する可能性が高くなってしまいます。

また以前ブログに書いたように、
花粉症やアレルギーから鼻やのどの炎症を発症し、
いわゆる風邪症状を発症する方も多いのです。
こうなると、症状も重くなってしまいますし、
治療期間も長くなることも多いので、
鼻水やくしゃみなどで、秋の花粉症かな?と思われたら、
出来るだけ早く、耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。

当院では鼻の粘膜の状態を的確に判断した上で、数ある抗アレルギー薬の中から、
その症状、患者さんの特性に最適なお薬を選んで投与します。
また、お薬で眠気が出る患者さんにも出来るだけ眠気が出ないお薬を選んで、
それぞれの患者さんにきめ細かく対応しますので、
安心して受診して頂ければと思います。

これからますます秋が深まり、だんだん寒くなっていくことと思います。
衣替え、寝具の用意などを早め早めにして頂き、
また、マスクの着用や加湿で鼻やのどを守って頂き、
体調を崩さないようご自愛してお過ごし下さい。
それでも少しでも体調がおかしければ、
早めにお近くのクリニックを受診して下さい。
そして、そのクリニックが当院であれば本当に嬉しいです。
知識と臨床経験を総動員して、一日も早く健やかな生活に戻れるよう、
心を込めてお手伝いさせて頂きます。

皆様のお越しを心からお待ちしております。


 
大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2015年秋 * 19:12 * comments(0) * - ▲page-top


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