<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

| COMMENT | ENTRY | CATEGORY | LINK | TRACKBACK | ARCHIVE |

<< 春が来た!!・・・今春の花粉症。その傾向と対策 | main |

東北から、そして日本全国から患者様が来院するようになって。

 

 

こんばんは。

院長です。

 

まだまだ日中は暑い日が続いてますが、

夜はやっとのことで涼しくなってきました。

 

私は暑いのが本当に苦手で、

ここ数か月の間ずっと、干からびてダウンしていましたw

これからだんだん涼しくなってくると聞いてますので、

予報が当たるよう大いに期待しているところです。

 

さて、今年の初めにこのブログで、

医師になった頃からの、夢、目標を語りました。

一つは「自分がかかりたいと思えるような医師になること。」

もう一つは「日本全国から自分の治療を求めて、

患者さんに来て貰えるような医師になること。」でした。

 

先日とうとう、東北北部の県から患者様に来て頂きました。

診察中に、職員から連絡が入ります。

東北の難病(掌蹠膿疱症)の方から電話でお問い合わせですが、

少し困ったことが、とのこと。

私の開発したアイドックス療法では、お薬の服用も大事ですが、

もっと大事なのが、当院で行う独自の処置(ISCM)なのです。

この処置を特に最初の間は最低でも1週間に1回。

可能ならば1週間に2回受けて頂かないと、治療にならないのです。

それで専門サイトでも、遠方の方であっても1週間に1回は通院

出来るような態勢を整えて下さいと明記しているのですが、

この方は、「1週間休みを取って、その間毎日通うので、

それで治してしまって欲しい。」と言われているとのこと。

まず難病ですから、私の治療で必ずしも改善できるとは限りませんし、

まして、1週間ずっと来て頂いたとしても、そんなに簡単に治るとは

思えませんので、「それは無理なので、やはり規定通りにきちんと

通院して頂かなければ治療できません。」とお伝えしました。

その後似たような押し問答が3回ほど続いた後で、

「とりあえず来院し、ホテルを取って3日続けて治療を受けて、

その後どうするか決めるので一度診てほしい。」とのこと。

「分かりました。治療の基本は週2回ですので、

3日続けて治療しても、それでどれほど変わるかは分かりませんが、

そういうことでしたら来て下さい。」とお伝えしました。

東北でも都心から離れており、飛行機が一日一便しかないので、

前日から大阪に泊って来院されるとのこと。

 

さて翌週の来院当日、少し強引な印象もありましたので、どんな方が来られるのかと

思っていましたが、来られた方は至って普通の中年の会社経営の男性で、

強引に思えたのも、熱心さの余りのようで、ほっとしました。

 

数年前から両手両足に膿疱が出現し、

ずっと皮膚科でビオチン(ビタミンH)を服用しているが、

全く変化なく、逆に両鎖骨や肩の激痛も出現して、整形外科にも通っているが、

痛み止めを出されるだけで、飲んでいてもずっと痛くて体がしんどいとのこと。

 

早速診せて頂きましたが、特に足がひどく、

両足とも無数の膿疱が出来て、真っ赤っかでジュクジュクして少し腫れています。

両手は足よりはましですが、それでも赤くなり、ジュクジュクしている状態です。

まあこれならば、東北からわざわざ泊りがけで、飛行機で来るのも無理はない

と思いました。

 

更にお話を聞いて、一連の検査をし、検査の説明と、丁寧な処置と、

生活上の注意を伝えました。

あと2日続けて通院されるとのことでしたので、

「続けて3日来院されるとのことですが、その3日ではあまり変化ないかも

しれないですが、よろしいですね。」と念を押したうえで来てもらうことにしました。

 

そしてその翌日。

前日に治療してからまだ24時間も経っていません。

「さてどうですか?さすがにあまり変わってないとは思いますが。」

と言いつつ、患者さんの表情が妙に明るいのを気にしながら、

足を見せて頂いて本当に驚きました。

両足とも明らかに前日よりもよくなっています!

赤みが少し引いて、膿疱の数も減り、ジュクジュクした感じも減って、

少し乾いてきています。

また両手も全体に少しましでした。

痛みもかなりましになったとのことで、

「いやー、これなら続けて来られる意味がありますね。良かったですね。」

と、お互いに喜んで、ホテルに帰って頂きました。

翌日も来院され、2日目ほどの劇的な変化はありませんでしたが、

やはり少し良くなっていました。

僕自身、東北から来ておられるという事で、やはりプレッシャーを感じていましたが、

ほっとして、帰宅して頂くことが出来ました。

 

さてさすがに次の週はお休みされるとのことで2週間投薬し、

2週間後、再び来院されました。

今回もやはり3日続けて通院されるとのこと。

試験の結果を見る学生のように、ドキドキしながらまた手足を見せて頂きましたが、

やはりまたもやビックリしました。

両足も両手も、赤みと膿疱がほんのわずかにあるだけで、

ジュクジュクは無くなり完全に乾いて、ごく軽度の皮膚症状になっています。

あと少し治療すれば完璧に良くなりそうです。

また、骨・関節の痛みがなくなり、体がずっとしんどかったのに、

それもなくなって、体が軽くなったそうです。

「本当に、これならば東北からわざわざ来られた甲斐がありましたね。」と、

またお互いに喜びつつまた3日間の治療を続け、

3日目には皮膚症状も完璧に良くなって、きれいな手足で帰って頂きました。

 

 

今回はあまりにも遠方ということと、お仕事の都合もあって、

変則的な通院になりました。

またそれに結果も伴って良かったのですが、

やはり通常は、当院既定の通院で来院して頂いております。

 

また、今回もとても上手くいったケースですが、

正直申し上げると、症例数が多くなるにつれて、

当院の治療をもってしても改善出来ない症例も出て来ております。

そのことは是非、お含み置き頂きたいと思います。

 

また初診時は問診、検査、説明、治療にとても時間がかかります。

従って、難病治療の初診時は必ず電話で予約を取って頂いております。

いきなり来院されても対応できませんので、

必ず事前に電話を頂きますようお願い致します。

 

 

さて今回このようにして東北北部からも患者様に来て頂いたことで、

南は九州、四国から、北は東北までの患者様に来院して頂いております。

あとは北海道、と言っても人口比では実質札幌だけですから、

現時点で既に日本全国から患者様に来院して頂いていると言っても

過言ではないと思われます。

 

このようにして医師になった頃からの、夢、目標を実現できた訳ですが、

今感じていることは、30年かかってやっと実現した、遠大な夢、目標

ではあった訳ですし、そういう意味では達成感があるものの、

達成してみれば、これもまた一里塚に過ぎなかったのだなということです。

劇的に改善出来る患者さんがいる反面、症例は少ないですが、

改善出来ない方もいらっしゃいます。

また、本格的に難病治療を始め、告知してまだ月日も浅く、

まだまだ私が救えていない患者さんも多いと思います。

そういう方々に、一人でも多く手を差し伸べることが、

今後の私のライフワークとなっていくと思われます。

 

30年かかって難病の病因、治療法を解き明かしてきましたが、

医師になった当初は遠大だと思われた夢、目標も、

達成した今となっては、道はまだまだ半ばなのでした。

難病に苦しむ人々を、一人でも多く救うため、

これからもまだまだ気を引き締めて戦って行かなければならない。

今は、そう決意を新たにしている刹那なのです。

 

 

 

大阪市此花区 前谷耳鼻咽喉科・院長  [此花区伝法1−3−17(スーパー・マルナカ西隣)] (当院HP http://www.maetani-clinic.com/) (不許複製 著作権は当院院長にあり、ブログ記事の一部または全部のコピーはすべて禁止致します。) * 2017年夏 * 02:00 * comments(0) * - ▲page-top

メッセージありがとう

メッセージ












Profile

MOBILE
qrcode